★職人型経営から起業家型の経営へパラダイムシフト

皆さん記事に目を止めてくださりありがとうございます。

本日は職人型の経営から起業家型の経営へ。

という内容にてお伝えさせていただきます。

皆様は「職人型経営」と「起業家型経営

と聞いてどんなイメージを感じますか?

おそらく日本の会社の多くは、社長の手に何らかの職人的な技能技術知識経験があって、

その為にそれを生かして、独立や起業をした方が、収入を高める事ができる。という理由から起業する。というパターンが多いと思います。


起業の初めは職人としての能力で経営を始めているのですが、初期の段階では問題は小さく続けて行くのに大きな問題は起きないこともあるのですが、社員が増えてきたり取引する数量が増えてきたりすると忽ちにあちらこちらで問題が発生してきます。


一人や二人、もしくは家族経営などで進める分にはそれで良いと私は思います。

しかし、社員を誰か雇い入れることを考えるならば、やはり経営者は経営者として学ぶ事が必要だし、経営者としての成長が必要だと思います。


特に資金繰りや人材の問題や公的な法規の問題など、様々な問題が起きてきます。

どんな小さな会社でも社会的に見れば会社は会社だし、経営者は経営者なのです。

ですから、職業は会社経営者となるのです。


この表をみてください。

現在日本では、倒産件数より休廃業の件数の方が上回っております。

これはなぜ?起きているのでしょう?

少子化だからでしょうか?

高齢化だからでしょうか?

それとも経済が悪いからでしょうか?

国の施策が悪いからでしょうか?

どんな理由で廃業せざるを得ない状況となっているのでしょう?


全てではありませんが、多くの場合、後継者が居ない状況での廃業が

多くを占めているのが現実です。

会社を継続して行くのが不可能となるからです。

これは現在の日本のビジネスシーンの中では、

とても大切で切実な問題なのです。


時代とともに社会や経済、人の価値観などが変わって行きます。

それ自体が時代の変化の移り変わりそのものです。


特に昨今はスマートフォンやタブレット、SNSなどの登場で

それまでの社会とは全くもって比べ物にならない程の革命的な

程の時代の変化の速度が上がってきています。

それによって、人の思考や価値観が大幅に変わって来ています。


それにつけ、日本もすでにグローバル化の真っ只中にいます。

それによって更に多くの価値観が見えて来ます。変わって行くのです。


経営者の仕事は、その激しい荒波の中で、どちらに行ったら正しい航路かわからない難しい環境の中で情報の収集や確認、判断、決断、実行、など目的地に向かって正しく進めないと成らないのです。


ですから、社員が五人を超えたら社長は経営について経営者として

真剣に経営のプロに成らなくては成らないのです。

職人としてプロフェッショナルな仕事を提供できたので

あなたが選ばれて来たのだと思います。


社員を雇っている社長(経営者)は、次は社長が選ばれるのではなくて

あなたが作った会社や事業が社会の皆さまから

選ばれる会社やサービスにする事が社長(経営者)の仕事に変わるのです。

ですから社長は職人から経営者へと職業転換しなければならないのです。

現在は第4次産業革命とも言われています。

変化量の多い荒波の時代の中でも、経営者は従業員や社会の為にも

長期経営を継続しなければならないのです。



その為に、どんな考え方で、どれくらいの熱意を持って、どんな能力で何をするのか?

成果や喜び = 考え方 ✖︎ 熱意 ✖︎ 能力  (稲盛和夫)

これは京セラの創業者の稲盛和夫さんの有名な言葉ですが、

経営者がこのような内容についてどう考えているのか?

どのくらいの質とレベルの考え方を持っているのか?

などによって、その会社の成果も大きく変わるのです。


ですから、社長(経営者)は経営者として必要な力を学ばなくてはなりません。

そして成長を続けなければなりません。

事業とともに成長し、あなたのビジョンが会社を動かします。

それによって、あなたの会社が社会の誰かの役に立つようになるのです。


最後に稲盛和夫さんの、この言葉をご紹介いたします。





最後までお読み頂きまして、誠に有難うございました。

次回は★ビジネスが失敗する理由についてです。


リスク先読み経営研究所

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