リスクマネジメント経営とは?

リスクマネジメント経営?

世の中に経営の手法やノウハウは沢山存在していますが、

私はリスクマネジメント経営の導入をオススメしております。

リスクマネジメント経営とは、読んで字の如く

リスクを管理(見える様に)する経営手法の考え方です。

多くの方は、これから手にしたい欲しい成果にばかり集中してしまいがちです。

何かを得る時は必ず何かを失う。その失う可能性について注目する事が大切だという考え方です。


間違って欲しくないのは、リスクマネジメント経営を消極的な考え方だと思っている方もいるかも知れませんが、それは全く持って間違った理解であると認識してほしいです。

実態はそれとは全くの逆で、むしろリスクマネジメント経営を知る事で、

恐れる事なく積極的な経営判断と積極的に計画実行に写す事ができる様になります。

注意するところは注意する。というようなメリハリの効いた経営をする事が可能になります。

この先に用意されているアトラクションを知れば準備と用意をして臨めます。


例えばこんな時・・・

目的地目指して田舎の夜の市街地で車のライトを無灯火で真っ暗で先も見えない感じでアクセル踏み込んで走る事ができますでしょうか?

むしろ怖くて、常にブレーキに足をかけている事になるかも知れません。

誰でもゆっくり減速して目を凝らしながらゆっくりゆっくりと進むしか出来ないと思います。


それよりも、明るいライトの車でハイビームで遠くまで照らして標識や街並みやそこに居る人や物や他の障害物などがハッキリ見えて運転しているのと、どちらが安全に早く楽しく疲れずに目的地まで到着できるかは言わずと知れていると思います。


これを経営に置き換えると、リスクマネジメント経営は積極的な経営判断が出来、それに伴う成果も大きく得る事が可能となる経営手法のなのです。

明るく明瞭に見えている障害物や発生する問題があっても冷静に対応したり回避したり、想定内の出来事、もしくは計画の通りに対応する事が可能となります。


★計画段階から想定外を見える化する。

何かを手に入れる時は、必ず引き換えに何かを失っているのです。

これは宇宙の法則の様にも思える事なのですが、私には全てがそう見えるのです。

例えば・・・

食事をする場合で考えてみたとしましょう。

お腹減ってそれを満たそうとするならば、お金や時間を使って(失って)その引き換えに

食事や料理を頂いて満腹感や満足感を得る事になります。


もしもあなたに悩みがあったとして、それを解消しようと誰かに相談しに行こうとしたならば、その時間や移動費やお茶代などを使って悩みの解消や気分転換を得る事になります。

その相手からすると自分の時間や予定を失って、あなたとの信頼関係や価値観の共有などを得ると考える事ができます。


こう言った風に、何かを手に入れるときに自分、或いは自分たちの持っている何を使って(失って)

どんな成果や品や事やお金を手に入れようとしているのか?

得るとともに失って行くモノやコトに注目する考え方の経営手法なのです。


一番の問題は、得る為の何かを決める時に

「 今はまだ見えていない隠れている失う可能性のあるモノ、コト 」

これに気が付いて、尚且つ想定内の状況として決める。そして進む事

リスクに全く気が付いていない状況で決断して進んでいくことと、

リスクに気が付いていてリスクの度合いを知った上での判断と決断では、

その後の成果が全く変わってきます。


例えれば・・・

真冬の山に遊びに行こうとしているのに車のブレーキの状況やタイヤの種類や減り具合や空気の量や滑り止めや燃料の残量などの点検やガソリンスタンドの場所や道順や渋滞箇所や高速道路の注意箇所などの事前調査や下調べも何もせずに直ぐに出発!

「 準備はないけど、とにかくみんなで楽しくワイワイしに遊びにスノボーやりにスキー場に行こう!」

このような感じで、出たとこ勝負でもしもあなたの大切な人が出かけて行くとしたら、どうされますか?

もしもこれがあなたの会社の経営方針の決定方法だったら、そこに人生を掛ける事ができますか?

山は天候や気温などが変わりやすかったり、道路の事情も変わり易いです。

これはまるで昨今の社会経済の状況と似て変わりない状況の様に思えます。

雪が吹雪くかも知れない。

路面が凍結するかも知れない。

渋滞が酷くて燃料が足りなくなるかも知れない。

など、多くの不確実要素がたくさん待ちうけている事を、事前に予想して準備をする事でこの場合

事故の発生のリスクを低減できたり、もしも発生したとしても想定内として対応が可能となります。

何よりもこの場合は「みんなで楽しくワイワイ遊ぶ」という一番大切な

みんなとの時間や思い出やかけがえのない友達との絆を深めたり、関係を深めるというとても貴重な目的を満遍なく手にする事が出来るのです。


もしも、その反対に行く途中に不慮の出来事が発生した場合を考えた時、どんな状況となるのでしょうか?

あなたの運転する車で友達に怪我をさせてしまう。

事故の相手にも怪我をさせてしまう。

全ての人の時間を奪う。

車も事故車となって価値は下がるし修理費もかかる。

友達からのあなたの信用が低下する。

まだ大事故にでもならなければまだいいが、大きな事故となってしまって、友達の命を奪うや女性の顔に傷をつけてしまうなどの事となった時、あなたのその後はどうしますか?


同じ様にこれが会社だったら、失った信用は大きなダメージとなり場合によっては倒産にまで追い込まれてしまうのが、今の日本の社会の現状です。


最後までお読みいただきましてありがとうございます。


次回の内容は・・・

職人型経営から起業家型の経営へパラダイムシフト


リスク先読み経営研究所

リスクを先読みし経営判断することであなたの会社は安全に安定した安心の長期継続経営をする事が可能になります。経営者が不安を抱えているまは良い経営判断は下すことが出来ません。 起業から5年で85%の会社が倒産しているというデータがあります。 10年続く事が出来る会社の割合は、0.3%と言われております。 先の読み難い現代に必要なリスク先読み経営で 倒産廃業リスクを回避する。 リスク先読み経営研究所

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