ハラスメントを理解する。
あなたの会社は大丈夫ですか?
今年2019年5月29日、職場での
パワハラ防止を義務付ける関連法案が、
参院本会議で可決・成立しました。
ご存知でしょうか?
厚生労働省はこれまで明確な定義のなか
ったパワハラを、職場において行われる
優越的な関係を背景とした言動、などと
明記し企業に相談窓口の設置など新たに
防止措置の義務付けを決定したのです。
2020年春にも施工される見込みです。
ハラスメントはあってはならないし、
許されない事として、現在企業、組織は
このテーマに真剣に取り組む事が
求められています。
ここでもう一度確認でハラスメントとは?
相手を悩ませる事。
つまり、特定・不特定多数を問わず、
相手に対し意図的に不快にさせる事や、
実質的な損害を与えるなど、
強く嫌がられる道徳(モラル)に
欠ける行為のことです。
厚生労働省の16年度の調査では、
企業で働く人の3人に1人が、過去
3年間にパワハラを受けた事がある。
と回答しています。
また、
平成28年度の個別労働紛争解決制度
施工状況においては、解雇や労働条件の
引き下げ、退職勧告によるものは減少
しているのに対して、イジメや嫌がらせ
と言った相談内容が年々増加している
そうです。
要するに・・・
イジメや嫌がらせは子供の世界だけでは
なく、大の大人の社会にも蔓延しており、
今更ながら社会の道徳(モラル)が著しく
低下しているという事です。
現代の日本、残念ながらこれが現状です。
他者を気遣い、相手に不快感を与えない
ようにお互い気遣いましょう。
リスク先読み経営研究所
所長 新井仁士
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