リスクのない経営など無いと肝に銘じよ!

経営にリスクは付き物である。

コレは簡単に言えば、人や物が動けば必ず

リスクは生じるのである。

コレは世の中の原理原則とも言うべき

事実なのです。



ですから・・・

最大のリスクはリスクを取らない決断や

行動なのです。

リスクを取らなければリターンは無いし、

だけどリスクの中には取るべきリスクと

取ってはならないリスクとがあります。


取るべきリスクとは?

あらかじめ予測と計算されているリスク

のことです。


取ってはいけないリスクとは?

無謀なリスク、冒険の要素が強いリスク、

わかりやすく言えば、打算的な予測など


これらを予め予想し検討しなければ

なりません。先ずは・・・


情報(データや情報)について見極める。


知識と見識(経験や周囲の事例などに

学習や学びからえた物を加味して観る)


決断と行動(上記に加え、決断したことを

実行すること)行動が無ければ只の評論家

になってしまいます。

我々は経営者ですから、決断し実行しな

ければ何にもなりません。


計算されたリスクを取って成功を収めて

いる会社を紹介しましょう。


アメリカにザッポス。と言う靴のネット

通販の会社があります。

この会社は仕組み化されたネット通販会社

の草分け的な会社で伝説となっている

会社です。


ネット通販で試し履きをせずに購入する人

はごく少数派です。

その為、創業当時ネット通販に乗り出した

頃はさっぱり売れなかったそうです。


そこで、ザッポスでは試し履きができる様

に返品自由、無償配達サービスを始めました。

返品自由には大量の返品をかぶり高額の

輸送コストを負担するリスクがあり、

通販会社はどこもやっていないサービス

だったのですが、一足の靴を売る為に9足の

靴を往復させるコストの負担をしなければ

ならないのです。

これはとてもリスクの高い決断でした。


しかし!

蓋を開けてみれば、返品の多いお客様は

大抵がリピーターでした。

一度に10足も取り寄せるお客様は概ね

3、4足は購入してくれる。

そして客単価も高い。マーケティングの

原理原則はリピーターを作ることです。

結果として・・・

ザッポスの試みは大成功しました。


これを見てわかる様に、リスクを取って

成功するには、計算したリスクを取る

ことが必要となるのです。


最後までお読み頂きまして

ありがとうございます。


リスク先読み経営研究所

所長 新井仁士


リスク先読み経営研究所

リスクを先読みし経営判断することであなたの会社は安全に安定した安心の長期継続経営をする事が可能になります。経営者が不安を抱えているまは良い経営判断は下すことが出来ません。 起業から5年で85%の会社が倒産しているというデータがあります。 10年続く事が出来る会社の割合は、0.3%と言われております。 先の読み難い現代に必要なリスク先読み経営で 倒産廃業リスクを回避する。 リスク先読み経営研究所

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