芸能界の謹慎の問題について!
最近芸能界が騒がしいことになっております。
特に薬物の関連の逮捕騒ぎや、最近では反社会
勢力との繋がりや宴会への参加など、周り
から見たら「なんでそんなんわからんの?」
のような事件が多く発生しています。
これはコンプライアンスの教育ができている
とかできていないとか?
そう言う問題ではありません。
彼らの中に危機意識と言うものが、足りな
過ぎると思います。
はっきり言って脇が甘過ぎると言うことです。
もっと言えば、何をのぼせ上がってるのか?
と感じてしまいます。
自分の存在を軽視してしまっています。
リスクというと事故や危険な状況とか災害と
かそういう時に必要な事のように認識して
いる人が多いと思いますが、リスクと無縁の
人など誰一人も存在しないのです。
家にいる時でも、部屋で寝ている時でも、
どこで?何をしている時にでもあなたの周り
にはリスクがあるのです。
ましてや、公共のテレビやラジオに出演して
社会に対して多大なる影響力を発信している
身分の方々としては、危機意識の持ち方が
小学生のような知性でしか持ち合わせて
いないように思います。
これは、この人達に限った事ではないと
私は思います。
一事が万事!
事務所関係者の方々にも大きな責任が生じる
と私は思います。
事務所は企業ですから、しっかりとした
リスクマネジメントに取り組む必要性がある
と私は思います。
雇用している社員契約とは違うのかも知れま
せんが、社会への影響力から考えてもやはり
行動管理やリスク管理をもっと危機管理意識
と共に運用する必要性があると思います。
もしかすると業界の中では、タブーでも
何でもなく当たり前の事だったとしか考える
ことが出来ないと思います。
そして、次から次へと芋づる式に出てくる
と予想します。
人は環境によって考え方や行動が対応する
ように創られているようですので、正にそう
いう環境が当たり前の環境の中にいたから、
いい歳した50前の中年たちまでもが参加
してしまっている。
芸能事務所なども、リスクマネジメントを
導入してあらゆるリスクを想定し、ケース
バイケースのシュミレーションなども積み
重ねる必要があると思います。
そして、コンプライアンス教育もいいと思い
ますが、トレーニングが必要なのではないか
と思います。
一度コンプライアンス教育を受けたとして
法令やルールを理解したとしても、
オレオレ詐欺に騙される人が居なくならない
のと同じで、知っていても起きてしまうの
です。
それはどのようなパターンがあるか?
どんな時にそれは起こるのか?
それの回避する方法は?
同じ間違いをしないようにするには?
とかそれらについてトレーニングを重ねる
必要があると思います。
起こり得ることが認識されていなければ回避
することや、軽減させるような対策を取るこ
とは出来ないのです。
そしてないよりも、最悪のことが起きた時に
何を失ってしまうのか?
について深く理解することがとても重要なの
です。
おそらく今回のお笑い芸人の人達は、得られ
る事、の方を多く考えてしまっていた結果の
行動なのではないでしょうか?
その結果が、今出ようとしているのです。
ひとまずは暫くの間の謹慎?とか
しかし、それだけで復帰できればまだそれは
軽い方だと思います。
今回の事件で、芸能人としての信用や地位や
名誉、これまでに実績など全てのものを失っ
たことになるかもしれません。
そして最終的には高額の収入も端た金の為に
全てを失ったのかもしれません。
最悪のシナリオを一度でも頭お腹でイメージ
した事でもあれば、決して参加などするとは
思えないのです。
その最悪が怒ったとしても、そのリスクを
背負ってまで参加する必要のあるイベント
だったのでしょうか?
自分たちの業界や周囲にあるリスクシナリオ
についてどこの誰だとしても考える必要性が
あると私は考えています。
あなたの人生で、失いたくないとっても大切
な事や物や人は誰でしょうか?
あなたは、自分の人生を経営する唯一の
経営者なのですから、しっかりと自分の人生
を経営して三方良しの人生にして下さい。
最後までお読み頂きまして
誠に有難う御座います。
心より感謝いたします。
リスク先読み経営研究所
所長 新井仁士
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